SODA

奥平評議員の開会の挨拶に続き、新藤委員長から担当するグループの講師の紹介がありました。
ワークショップに先立ち、新藤委員長の”デザインで大切な3つの話(寸法・素材・あかり)”、小田切副委員長の ”光源と空間の色による見え方の違い”のレクチャーがありました。ワークショップでは、それぞれのグループに講師が付き、アドバイスと制作補助を行いました。発表と講評です。お店や水族館、遊園地等力作が揃いました。
給食を児童と一緒に頂きコミュニケーションを図りました。

<講師陣>

Soda委員会 平与人、星 明臣、品川正之、 新藤力、小田切純子、木村倫香、雲野一鮮、石橋美幸、福田裕治、高村裕之、小野亮二、菊池一彦、中村雅子
賛助会員 川俣恵理子(東リ株式会社)
協力頂いた方 沢瀬 学(KEIKO+MANABU)、
中山 豊(こども環境学会専務理事・事務局長)、
吉岡謙一(株式会社アンプラグドデザイン)         
敬称略 順不同
 

協賛頂いた材料

 

レクチャー1

 

レクチャー2

制作中

<ご協賛頂いた企業>

株式会社遠藤照明、株式会社サカイ、 株式会社サンゲツ、 ニッタイ工業株式会社、株式会社タジマ、立川ブラインド工業株式会社、東リ株式会社、株式会社中川ケミカル、四国化成工業株式会社、株式会社ベルファニチャー、 名古屋モザイク工業株式会社、
敬称略 順不同

焼肉屋

カフェ

カラオケBOX

大人の遊園地

       

病院

DVDレンタルショップ

スーパーマーケット

スポーツ用品店

       

パン屋

水族館

洋服屋

寿司屋

       

100円ショップ

警察ショップ

焼き鳥居酒屋

遊園地

       
   

ペットショップ

カフェ

 

 

以上 佃島小学校 18店舗

 

<佃島小学校ワークショップを終えて> 

Soda委員会委員長 新藤 力

 

 明治21年創立という大変歴史のある佃島小学校での、6年生83名を対象としたワークショップ。下町の風景の中に建つ小学校を想像していたのだが、タワーマンションが林立する近代的なロケーションに立地していた。生徒の多くもこのタワーマンションから通学しているこの町の新しい住人たちである。先生からは少々おとなしめの子供たちと伺っていたが、ワークショップにのぞむ彼らはとんでもなく元気だった。取り組むテーマもカフェ、ブティック、居酒屋から遊園地、水族館、病院、はたまた警察ショップ(手錠、警察手帳などのグッズショップ)と多彩で、都心の商業施設を身近に体験できる生活環境からか、色や素材の使い方にセンスの良さを感じた。
 またプレゼンテーションも、「カップル以外立入り禁止の遊園地。29歳独身のOLキャメコが仕事帰りにボーイフレンドと来る設定。ハートマークのオブジェの前で写真を撮り結ばれる。」といった具合になかなか達者であった。
 いつものように給食の時間に子供たちはいろいろな話をしてくれるが、佃島小の子供たちは「ローマで食べた美味しいパスタ」の話、「冬休みの家族旅行の計画」といった少々うらやましい話を聞かせてくれた。  
 次の日、機材の撤収に行くと昨日の男の子が手伝ってくれた。「先生たち、有名な人なんだね。ママが会いたかったって言ってた。」と、早速インターネットで先生たちの仕事ぶりがチェックされているのに驚いた。きわめて現代の子供たちであった。