去る 2月4日、沖縄県那覇市に於いて小学校6年生( 69名 )を対象に、ワークショップ
『 デザイン体感・あかり / 素材を知ろう 』 が開催されました。
沖縄県では2012年より、JCD沖縄支部 ・ SODA委員会主催により例年行われており、今回で9回目となります。
製作に先立ち、担当講師から 素材やあかり、色が空間にもたらす効果に関する説明を受け、いざ製作へ。
日常では見慣れているはずの “ お店 ” という空間を作ることは、生徒にとっても初めての経験です。与えれた課題内容も初めてならば、本物の建材に触れることも初めての生徒ばかり。
商品は何を取り扱うのか? 内装や客席のディスプレイ方法は? 戸惑いで始まった作業も各班で話合う中、膨らみを見せていきました。
奇抜な業種では ナマズ屋さん。 緑の木々に優しく佇む家具店、子ども専用ブックカフェ等が発表されました。大人の私達ではなかなか発想し得ない店舗が展開される中、馴染み深い駄菓子屋さんも出現。商品一つ一つが精緻に再現されており、小さな世界に温かな昭和ノスタルジーが流れていました。
卒業間近の6年生にとっても貴重な経験となったようで、空間デザインや物を作る作業を通し、人が生み出す色や形の意味を感じられる時間になったと思います。
本件の開催に際し、小学校教職員の皆様、地域コーディネーター、インテリア産業協会沖縄支部、沖縄県
インテリアコーディネーター協会、協賛企業の皆様より多大なるご尽力を賜りました。 ここに厚く御礼申し上げます。
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